(ピージーゴーゴー・クリーンディーゼル)
【成分】プロピレングリコール・純水・添加剤
排ガスの浄化技術が進んだことで次世代エンジンとして注目されているのがクリーンディーゼルエンジンです。このクリーンエンジン搭載車は日本車だけでなく、メルセデスベンツ、BMW、VWそしてジャガー、ボルボなど世界中の自動車メーカーから次々と発売されているところからもその期待の高さがわかります。
さて、クリーンディーゼルエンジンですが、これは排ガス内に含まれる有害物質を軽減させるための黒煙除去フィルター(以下DPF)が使われています。DPFは排気管の途中に装着されているので排気ガスはすべてDPFを通過しますが、ここで軽油の燃焼行程で発生するスス(以下PM)をフィルターに吸着させて大気へ放出させることを防いでいます。
しかし、溜める一方ではフィルターが詰まってしまうので、一定量のPMが溜まるとフィルターのクリーニングを自動で行います。方法は排気の熱を利用して燃やしきることですが、ディーゼルエンジンは熱効率が高いので通常運転で発生する排気熱ではPMを燃やしきることができません。
そこでクリーンディーゼルエンジンでは燃焼させる燃料を調整することによって一時的に燃焼温度を高めて温度の高い排気ガスを作り出し、その熱でPMを燃焼させフィルターのクリーニングを行っています。
ところが燃焼温度を高めると水温も上がる傾向になってしまうので、その状況ではオーバーヒート予防のためDPFクリーニングを行わない機能が働きます。するとエンジンチェックランプが点灯したり、制御が入ったとしてもPMが溜まりすぎているために処理時間が長くなるので余計に水温を上げてしまうこともあります。
また、クリーンディーゼルエンジンはエンジンを軽量に作るためアルミ製パーツを多く使用していますが、アルミは高水温に弱い面もあるため、エンジン保護の面からも水温の上がりすぎには注意が必要なのです。
そこでアフターパーツ市場では国内トップのエンジン冷却水製造メーカーであるケミテックでは独自開発の添加剤を配合することで高水温への対策を施した高性能ロングライフクーラント「PG55 CLEAN DIESEL」を開発しました。
PG55 CLEAN DIESELは高度な精製によって不純物を取り除いた純水とエンジン冷却水としては最先端の液剤であるプロピレングリコールが主成分です。これらを組み合わせることでエンジンの熱を多く奪いつつ、ラジエターでの放出性にも優れているのでディーゼルエンジンの熱量を適切にコントロールすることが可能です。さらにケミテックが開発した添加剤「クリーンディーゼル専用リキッド」を配合することで高水温になっても高性能を保ち、5年/10万キロ使用できるロングライフ性も実現しています。このようにPG55CLEAN DIESELはエコ性能を重視した次世代エンジンとのマッチングに優れる特性を持っているのです。
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